正月の騒動
今年の正月は散々な目にあった。
2日の日に親族15人が集まり母を囲んで新年を祝った。昨年10月から11月にかけて母が骨折の疑いで入院したが、骨折はなく左大腿筋挫傷で手術することなく14日間の入院生活で退院出来た。新年を迎え、母が元気で長寿を過ごせるように願い集まったのだが、集いが原因で母だけでなく私も女房・子供も含めて家族全員が感染性胃腸炎になってダウンしてしまった。母は嘔吐が続き食事も出来ず、すっかり弱ってしまった。私は下痢症状だけだったが、女房は嘔吐と下痢で食事が出来ず、元気も失せてしまった。
今年1年 家族全員が健康で暮らせるようにと願ったのだが、出だしで挫けてしまった。母は足腰が弱ったとはいえ、健康で92歳の年を迎えたのに、苦しさの余り長生きし過ぎたと悔やむ有様でした。
家族全員がダウンしてから一週間が過ぎ、やっと元気な身体になりもとの生活が戻ってきた。母も元気が出てきて食欲も出てきたようで、やれやれである。
家族全員が寝込むことは、今までなかったような気がする。今回感染性の病気になり、感染の恐ろしさを身にしみて知った。新型インフルエンザなどを馬鹿にしていたが、身近なところで誰かが感染すると、またたく間に周りの人に感染する危険性が大であることを実感した。感染性の病気が発生したときには、自分は大丈夫だなどと安易に考えず、感染などすることのないように心がけることが大事である。
また、今回は女房の大事さを知った。女房が倒れたら私は何も出来ない。今回女房よりも私の方が元気であったが、何もすることが出来ず右往左往するだけであった。女房が倒れたら、私が元気であっても共倒れになるだけだ、ということを痛感した正月騒動であった。短期間の騒動で済んだことは幸いであった。
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