ウィルスの脅威
新型のウィルスによる感染が広がっています。といっても、インフルエンザのように人に感染するウィルスではなく、コンピュータウィルスの話です。先日NHKのクローズアップ現代でボットウィルスの脅威について放送しておりました。
ボットウィルスは、今までのウィルスとは異なって、感染したパソコンの動きを異常にしたり、データを壊したりしないので、感染したことに気がつかないという。ボットウィルスに感染すると、感染したパソコンは外部から遠隔操作されて、大量の迷惑メールを発信したり、特定サイトへの攻撃をするなどの迷惑行為を行うことになる。また、感染したパソコン内の情報を盗み取られたりする。即ち、知らないうちに自分のパソコンが、外部の人に乗っ取られて、被害者どころか、加害者になってしまうのである。
番組では、パソコンのことをあまり知らない老夫婦のパソコンが乗っ取られて、知らないうちに大量の迷惑メールが老夫婦のパソコンから発信されていたという事例を紹介していた。老夫婦は、自分のパソコンが外部から操作されていたことをまったく知らないでいた。ウィルスは不審なホームページを閲覧しなくても、普通のホームページからも感染してしまう危険性があるというのだ。
インターネットは便利な道具であるが、これを悪用する人が多くいるのは残念なことである。この便利な道具を活用するために、ウィルスに感染しないように予防対策を取る事は大切なことである。あまりインターネットを使わないから大丈夫だといって、ウィルス対策ソフトの導入しないでいることは危険である。。
少なくとも、
- ウィルス対策ソフトを導入して、対策ソフトを常に最新の状態にしてウィルス検査を実施すること。
- パソコンを Microsoft Update または Windows Update で最新の状態にすること。
などの対策だけは実行しよう。
あなたのパソコンがボットウィルスに感染していないか、
「サイバークリーンセンター」 https://www.ccc.go.jp に、接続して、無料で、診断と除去を実施すると良い。あなたのパソコンは大丈夫か確認しておこう。
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