ビデオの撮影・編集を楽しむ
                               2006.05.15

忙しい一週間だった。先週7日に姪の門下生である演奏家の卵たち(演奏家を目指している学生たち)が船橋の西武デパートでミニコンサートを開催したのでそのビデオ撮影に出かけた。

この一週間は、月曜日:パソコンサークルの講師、火曜日:パソコン講習会の講師、水曜日:パソコンサークルの講師、木曜日:ビデオ編集サークルの講師、金曜日:病院での検査とボランティアの移送サービス、土曜日:パソコンボランティアの勉強会とトラブル相談室のボランティア、日曜日:ビデオクラブの定例会といった予定がずっと入っていた。

パソコンサークルの教材作りやビデオクラブの定例会で発表する作品作りをしなくてはならず、ただでさえ忙しい一週間であった。しかし、姪に私のビデオ撮影・編集の腕前を早く見せてあげようと、夜間はビデオ編集に没頭してしまった。夢中になっていると、途中で止めるわけにもいかず、毎日睡眠不足の状態であった。

けれども、不思議なものである。好きなことをしていると、全体的にテンションがあがっているのか、疲れないのである。ビデオ編集の時だけでなく、パソコンの教材つくりや教えることも好きでやっているせいか、講師を務めている時もハイテンションな状態が持続できて、調子が良いのである。

土曜日には、ビデオ定例会の発表作品(桜の作品)とコンサートビデオの作品と2本が完成した。いつもは花や風景を中心にしたビデオ撮影であったが、今回はコンサートの撮影・編集といった新しい分野にチャレンジ出来たので夢中になれたのかもしれない。音楽の音合わせには苦労したが、出来上がったものは、初めてにしては、姪にも喜ばれる作品となったので満足することが出来た。また、定例会発表作品も良い評価を得られたので、嬉しい思いをした。

忙しかったが、久しぶりに充実出来た一週間であった。好きなことに没頭することが、人間を生き生きさせるものだということをあらためて実感出来た一週間でもあった。定年後の生活は、好きなことをするのが良い。そして、それが人の役に立つ或いは感謝されるものであると尚更素晴らしい。こういうことが生きがいを感じさせる要因になると思う。

私の現役時代は仕事が趣味といった状態で、個人で楽しむ趣味を持っていなかったのだが、定年を迎えたことにより、ビデオの撮影・編集という趣味を持ち、仲間づくりをすることが出来たことは良かった。まだ、始めたばかりの未熟者であるが、長く楽しみ続けたい趣味である。

いきいき長生き人生トップページへ戻る