大学の同期会05
                               2005.10.24

今年も大学の同期会が開催された。昨年は東日本の同期会だったが、今年は3年ぶりに全日本の同期会であった。関西地区の人には遠かったが、岩手県花巻市の花巻南温泉郷/大沢温泉に集合した。「文学と歴史の旅」と称して往くときに宮沢賢治記念館に立ち寄ったり、帰りは江刺市を通って「えさし藤原の郷」で大河ドラマのロケ地を見学したりした。時期が早すぎて紅葉を楽しむことが出来なかったのは、残念だった。

関西地区の人の参加が少なかったので、総勢20名であった。同期の仲間で亡くなった人はおらず、全員元気であるとの報告であった(連絡のつかない人が一人いるが)。皆さん60歳を超えているのでほとんどの人が会社を辞めていると思っていたが、半数の人が現役で働いていた。仕事の関係で日程調整が出来ず、参加できない人もいた。

花巻では紅葉を楽しめなかったが、早めに夫婦一緒に東北へ入り、紅葉真っ盛りの裏磐梯を訪れた人もいた。天気に恵まれ素晴らしい紅葉で、奥さん孝行が出来たと喜んでいた。また、帰りにゆとりの日程を組み、紅葉を訪ねる人もいた。会社時代に時間に追われて飛び回っていた頃とは異なり、会社を辞めたことにより時間にゆとりが出来てきたのだな、と感じた。自由な時間を楽しむのは定年退職者の特権でもある。

しかし、会社を辞めた後、1年も自由気ままにしているとこれでいいのかなと疑問を感じる人もいたようである。新たな模索をして、個人業のような仕事を得て、楽しんで仕事をしながら、自由になる時間も確保した人もいた。

仕事を続ける人、新たな仕事を得た人、仕事と自由を両立させている人、生まれ故郷へ戻って地元で活躍する人、ボランティア活動をしている人・・・・等々皆さん、さまざまな生き方をしている。しかし、皆に共通しているのは、同年代の人が病気を経験することが多くなり、これからは健康を維持することが一番大切だと痛感していることである。山歩きやジョギングやウォーキングなど継続的な運動をしている人も多くいた。

2年後、3年後には、それぞれの生き方が固まってくるので、同期の仲間が集まって、その話を聞くのも楽しみである。全員が健康で長く集まれることを願いたい。

 

いきいき長生き人生トップページへ戻る