そば打ち
                                2004.11.29


11月23日は茨城県健康生きがいづくりアドバイザー協議会(茨城生きがい協議会)の忘年会を兼ねたそば打ちの日である。霞ヶ浦町の畑で収穫した常陸秋そばを使ってのそば打ちである。私は初めての経験である。

そば打ち経験者もいるが、きちんと学ぼうと、会長の瀬尾さんの知り合いで、そば打ちの講師をしている後藤先生を招いて手ほどきを受けた。そば打ち前にそば談義も聞いた。

そば打ちは、一度に先生は1kg打つが、我々7人はそれぞれ500g打つことになる。そば粉400g、つなぎが100g、それに水は約45%ということで多めに250CC用意する。二八そばである。
そば打ちは、そばと水をかき混ぜることから始まる。最初に水を半分入れ、残りを調整しながら後で追加する。水を混ぜるとそばの香りがする。かき混ぜていくと米粒状の固まりから、ボール状に固まりが大きくなっていくから不思議である。次に練り作業。そして伸ばし棒を使って薄く板状に伸ばすという作業を行っていく。面白いものである。徐々に薄い大きな四角い板状になっていくのである。これを畳んでいよいよ包丁で切っていくのだが、同じ太さに切っていくのは難しいものである。

そばの三味(さんみ)といって、そばは挽きたて、打ち立て、茹でたてがおいしいという。この日のそば粉は昨日挽いて貰ったものなので、挽きたてである。その日に打って、すぐに茹でて食べるので、我々はおいしいそばを味わうことが出来た。さらに、このそばは自分たちで種をまいて、育て、収穫したものであるから、おいしさは倍増した。

そばだけでなく、先生が準備してくれた「そばつゆ」が良かった。そばつゆも時間と手間をかけて作っている。そばつゆもおろそかには出来ないのである。

焼酎をそば湯で割って、お酒も楽しんだ。そば栽培とそば打ちを茨城生きがい協議会の定例行事として続けよう、外部の人も募集しようという意見も出て、来年以降も楽しめそうである。

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