敬老の日
                               2005.09.26

19日は敬老の日で、あちこちで敬老の行事が行われていた。65歳以上の高齢者が人口の20%を占める時代、65歳以上の人を長寿として祝うのは“いかが”と思うが、私は取手市シルバーウォークに参加し、約9kmを歩いた。参加者は430人で、最高齢者は95歳とか。元気なお年寄りがいるものです。人生百年の時代、私も90歳を過ぎても元気で歩き続けたいものである。これは願望であり、実現するかどうかはわからない。

私の父は88歳までは外で働いていたので、長時間歩いていても平気だった。ところが仕事をやめてから長い距離を歩かなくなったら、どんどん歩く力が衰えてしまった。今では100mも歩くと足の筋肉が痛くなり、歩けなくなってしまう。脚力は歩き続けていないと急激に劣ろえてしまうようだ。病気をすると歩けなくなってしまうというが、病気の期間は寝ていて脚の筋肉を使わないから、歩くための筋力が衰えてしまうからだ。歩き続けることが大事である。そのためにも、病気をしないように健康を維持する努力を怠らないようにしよう。

ところで、「老人の日」と「敬老の日」が違うということをご存知ですか。「敬老の日」は祝日であることから良く知られているが、これとは別に「老人の日」があることはあまり知られていない。もともと「老人の日」は1963年の老人福祉法で9月15日と決められていた。その後1966年に9月15日を国民の祝日としたことから名前も「敬老の日」と変更された。ところが、2001年に祝日法の改正により、9月の第3月曜日が「敬老の日」という名前の祝日となってしまった。一方、9月15日を年寄りを敬う日として残したいという意見も強く、老人福祉法の改正で9月15日を「老人の日」とし、その日から一週間を老人週間と定めたのである。

老人週間の第一日目が「老人の日」、「敬老の日」という祝日は老人週間中にあることになったのである。

 

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