定年後の生活
                                2003.05.04


今年のゴールデンウィークももう一日で終わりである。遠くへ出かけることはせず、家でのんびりして、定年後の生活はどんな感じになるか体験してみようと思った。いくつかの予定があり、それは予定通りこなしたが、後は切迫感もなく、いつでも出来ると安易に考えていたためか、結果はだらだらとした怠惰な生活となってしまった。

自由な時間があるということは恐ろしいと感じた。自由とは好きなことをやれる時間と考えていたが、そうではなく何もしない時間となってしまう可能性が大きい。予定の入っている時間は予定をこなすが、それ以外の時間は自分の好きなことに使うよりも、無意味にすごしてしまうことが多かった。

よい生活習慣は健康のためにも必要であるが、張りのある生活をするにも必要である。早寝早起きは勿論のことであるが、家や庭の掃除など毎日すべきことや定期的にすることなども生活習慣として組み込んでおかねばならないと思った。定年後の生活には、日常の生活と自分のやりたいことをする生活、それに非日常的なことをする生活を上手く組み合わせてメリハリをつける生活が必要になるのだろう。

そういえば、以前に講演を聞いたことのある久保先生は、
毎朝トイレ掃除、鏡に向かって笑顔で発声、両親・祖父母・先祖に合掌報告・感謝、ゴミだし、道路掃除、野菜くずをEM肥料に、畑の野菜を採ってゆでる、グリーンジュースをつくり家族に、お茶を家族に、食事後の食器洗い、床掃除、床拭き、真向法、正心調息法、腕振り運動、ひざ曲げ、夜風呂で内観
を、生活習慣法として実行している。毎日実行することにより、生活にリズムが出来、心身ともに健康で、生きがいのある人生を送っているという。

定年後は、毎日リズミカルな生活が出来るように良い生活習慣を持たねばならないと痛感したゴールデンウィークであった。

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