カーネル・サンダースに学ぶ
                                2004.07.19


ケンタッキー・フライド・チキンを創設したカーネル・サンダースを知っていますか。彼は若い時にガソリンスタンドの経営に成功し、レストランも始めていた。この時に評判の高かったメニューがフライド・チキンであった。しかし、高速道路の建設で車の流れが変わってしまったことからガソリンスタンドを閉鎖した。この時60歳を過ぎており年金をもらえる年になっていた。彼は年金をもらって生活をすることが出来たのだが、静かに余生を送ることはせずにもう一度やり直しをすることにしたのです。

65歳のカーネル・サンダースは中古車にハーブとスパイスを詰めた瓶、それに圧力釜を積んで、1000軒以上のレストランを訪ねて回り、フライドチキンの調理法の売り込みを行った。気に入ってもらえれば作り方を伝授し、その代わりにフライドチキンが売れた分だけ1ピースにつき数セントのロイヤリティをもらう契約をした。彼が営業のために走破した距離は40万キロで、世界を10周する距離だったという。このようにしてケンタッキー・フライド・チキンを広めることに成功したのです。

「人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎてサビ付きだめになる方がずっと多い」とはカーネル・サンダースの言葉です。彼は、のんびりとした生活をして駄目になることを恐れ、働くことにより自分を奮い立たせたのだと思います。

カーネル・サンダースは90歳で亡くなりましたが、チャレンジ精神を持って長生きをしたことにより人生を2度楽しんだのではないだろうか。生涯現役というと働きづくめという感じがするが、毎日毎日が刺激的で、胸をワクワクさせる出来事にぶつかり、若さを維持することになるのだろう。

皆さんもいきいきと健康で長生きをして、人生を2倍楽しみませんか。

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