定年後の家事手伝い
                               2005.07.25

私が定年を迎えた時に奥様にも定年を与えなければならないと考えておりました。奥様への定年とは家事を分担して、奥様の仕事を半減させてやることでした。会社勤めをしている時は家事を一切しない(出来ない?)ぐうたら亭主だったので、会社人間でなくなったら家の手伝いをしようと思っていたのです。

ところがこれはいまだに実行出来ておりません。気持ちがあってもどうしていいのかわからないのです。まず、料理ですが、これは全然だめです。誰もいなくてどうしようもなくなれば、パンを焼くか、インスタントラーメンを作ることしか出来ません。公民館で男の料理という講座があるのですが、恥をかきたくないという気持ちがあるのか、参加する気になりません。何も出来ないのだらか、恥をかいても仕方ない筈なのだが、参加できずにおります。

食事後の食器洗いを時々するのだが、私の洗い方が雑なのか、奥様の満足を得られないでいる。料理が出来ないのだから、食器洗いぐらいはしなくてはと、小言には反論することなく素直に言われたとおりにしております。

スーパーでの買い物は、メモを見ながら買い物が出来るようになりました。最初はメモを見てもどんなものか、どこに売っているのか、さっぱりわからないでいたのですから、少しは役立つようになったようです。

洗濯は奥様が一手に引き受けてやっておりますので、乾いた後の取り込みの手伝いをするくらいです。

畑の野菜作りは奥様の好きな趣味の一つであるので、出来るだけ手伝うようにしております。私一人では何も出来ないので、奥様が畑に出かけるときには、濡れ落ち葉のごとく、私もついていきます。畑を耕すこと、棚を作ることが、私の出来るお手伝いです。

当初考えていたように奥様に定年を与えられないでおりますが、今まで何もしなかった私が、少しは家事手伝いをするようになったのだからいいだろうと、勝手なことを言っております。

皆さんはどの程度の家事手伝いをしているのでしょうか。

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