亭主関白
3月11日の朝日新聞の窓というコラムに面白い話が載っていたので紹介する。
全国亭主関白協会というのがあるそうだ。亭主関白というから当然亭主が威張っている家庭の夫たちの集まりだと思ったら、そうではなくて「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究している団体だという。即ち、関白とは天皇を補佐する地位であり、家庭の天皇は妻だから、亭主関白は妻を補佐しなければならないのである。
夫婦円満の極意として「愛の三原則」と「非勝(ひかつ)三原則」の二つが挙げられていた。
「愛の三原則」
- ありがとうをためらわずに言おう。
- ごめんなさいを恐れずに言おう。
- 愛してるを照れずに言おう
「非勝三原則」
夫婦げんかの際に「勝たない、勝てない、勝ちたくない」
妻は絶対に謝らず、反論すれば、昔のことを蒸し返される。
亭主が負けるのが鉄則。
夫婦円満であることは、いきいき長生き人生を楽しむための一つの要素である。夫婦二人で楽しもうと考えているのは夫側だけであるかも知れないが、出来るだけ長く、夫婦二人でいきいきと健康で長生きをして、人生を楽しみたいとつねづね思っている。
夫婦円満であるために、私は家事の一つぐらい出来なくてはと思いつつ、未だに出来ない夫である。妻の兵糧攻めにあえば、すぐに陥落して、無条件降伏となってしまうことから、妻の反逆は絶対に避けなければならないのである。
全国亭主関白協会が提唱する「愛の三原則」「非勝三原則」を参考にして、夫婦円満を維持しなければと気持ちを新たにしました。
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