きっかけづくり
                                2004.11.15


定年退職後どのようにして過ごせば良いかわからなくなる人が結構多くいるようである。退職後の生活で会社時代と一番大きく違うことは、●誰も仕事(やること)を与えてくれない ということと ●自由になる時間がたくさんある ということである。このため、何をしていいかわからず、だらだらと時間を過ごしてしまう生活となり、いつのまにか無気力になってしまう人がいるのである。

無気力な生活から抜け出すためには、家の外に出てみることが大切である。何をしていいかわからないという人は市や町が発行している公報を見てみると良い。いろいろな行事が紹介されている。新聞の地方版にも講演やイベントのお知らせがある。これを利用して出席してみると良い。

出席したらすぐに何かが出来るようになるかというとそうではない。面白くないものもあるし、ぽつんと一人で話を聞いただけで終わりで、何の継続もないというのがほとんどである。しかし、出席すると周りの人と話すきっかけが出来ることもある。それが縁で別の情報を得たり、別の人とも話すこともある。それをあきずに繰り返していると自分の興味のあることにぶつかるものである。

大事なことは、自分で「きっかけ」を作って、外に出ることである。自分の意思で外の人との触れ合うきっかけを作ることである。

11月1日の取手市の広報を見てみると次のような行事が紹介されていた。
 相馬霊場88ヵ所巡り      11月14日
 はつらつ健康ウォーキング大会 11月11日
 ビデオ編集講座     11月21日、28日、12月5日
 定期演奏会          11月21日
 特別講演会「障害」はブランド 11月7日
 シンポジウム「取手の大気を知ろう」 11月18日
 大正琴チャリティーコンサート 11月21日
 文化財特別公開        11月3日、7日
 取手アートプロジェクト2004  11月13日〜28日
 取手市美術展         11月13日〜12月6日
 消費生活展          11月12日〜14日
 とりで産業まつり       11月13日、14日

どこの広報にもこのぐらいのことは紹介されていると思うので、「何をしていいかわからない」という方はこういう情報を活用して自分で「きっかけづくり」をしてみたらいかがでしょうか。

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