高齢化社会
                                2002.08.26

 
少子化高齢化により日本の高齢化社会は急速に進んでおります。

少子化とは生まれる子供の数が少なくなることであり、最近の厚生労働省の発表によれば2001年の出生数は117万人、出生率は1.33と過去最低になっているという。

117万人という人口は、70歳代のある年代を構成している人口と同じだと思う。出生数が高齢者のある年代の人口よりも少ないという現象は問題である。若者が高齢者の費用を負担をしようということは出来なくなり、年金、保険制度を崩壊へと導くことになる。また、人口も減少していき、国力の衰えが予測される。

精鋭集団という言葉があるが、これからの若者世代の人口が減っても活動力のある優秀な人材が多く育っていけば、日本の活力は維持されていくのかもしれない。しかし、今の若者は、フリーターを好み、パラサイト人間が多いことから、精鋭集団とはなり得ないだろう。

高齢化社会というのは、高齢者の問題であるが、同時に少子化も進んでいることから、これからの若者の生活の問題でもある。少子化の問題を早く解決をしないと、日本は元気な高齢者がいなくなった後はミゼラブルな社会になってしまうかもしれない。元気な高齢者がいる間に解決の糸口を見つけ出したいものである。

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