自由人
                               2005.05.09

現在の私は自由人である。誰にも束縛されることなく、私の自由勝手に好きなことが出来る。自由勝手に出来るといっても3つのことに気をつけている。健康、心、経済の3Kである。

健康は若いときにも大事であるが、60歳を過ぎると意識して健康維持に留意しなくてはならない。若い若いと強がりを云っていても、間違いなく年々年老いている。健康の衰えを実感していても何もしない人が多いが、私は健康法のひとつとしてウォーキングを続けている。毎朝歩くことを心がけているが、なかなか毎朝続けることが出来ない。「今日は忙しく朝のウォーキング時間がとれない」とか、「雨が降っている」とか理由をつけて、ズルをしてしまうことがある。朝起きたら歩くと宣言していても、これだから、その覚悟をしていなかったら何もしなくなってしまうのだろう。ズルをしているといっても、サボっているばかりでもない。今では30分ぐらい歩くのは苦にならず、外へ出ても歩いて30分ぐらいのところならば車や電車を使うことなく歩いてしまう。先日も常磐線から私鉄に乗り換えるつもりであったが、乗換駅に予定よりも早く着いたので目的地まで歩いてしまった。50分かかって時間ぎりぎりに到着した。この日は帰りも歩いてしまった。

次の「心」は生きがいのことである。しかし、生きがいと大上段に構えることはない。「自分のしたいこと、自分の好きなことを楽しみながらすることだ」と気楽に考えればよい。趣味でも構わないだろう。それが自分の心を満足させるものであるならば良いと思う。それが人の役に立つことであるならば尚更良い。私は自分の好きなパソコンを活用してホームページを作ったり、パソコンの講師をしたりしている。また、ボランティア活動を支援する仕事もしている。自分の好きなことをすることにより、地元で仲間が出来たり、いろんな人の手伝いをしたり、人に感謝されたりと、毎日毎日を楽しんでいる。

経済とはお金のことである。現在の年金は少ないが、62歳になれば満額受け取ることが出来る。年金の額は少ないが、支払いは保証されている。しかし、年金だけでは不足である。少しは余裕のある生活をしたいものである。お金がなくては何も出来ないからである。旅行をするにしても、趣味を楽しむにしてもお金が必要である。たくさんはいらないが、少しは稼ぎたいものである。好きなこと(ライフワーク)がビジネスに結びついてお金を得られる人は幸せである。しかし、これは簡単なことではない。現在、私は好きなことをしながら小遣い程度は手にしているのだが、まだお金を稼ぐと云えるものではない。

皆さんも3Kを心がけながら、自由人として第二の人生を楽しみましょう。


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