ひとりビジネス
                                2003.06.09


先週のあなたのひとことに「定年は面白い」がありましたが、平野さんの仕事は「ひとりビジネス」だと思いました。

「ひとりビジネス」という言葉を知っていますか。
”定年後「ひとりビジネス」成功集”(小学館)という本にひとりビジネスのことが書かれています。
「ひとりビジネス」とは、自分が楽しめるビジネスを自分だけで行うビジネスです。なんでも自分一人でします。

「ひとりビジネス」のポイントを紹介します。

第一のポイントは、まずはお金を掛けない、借金しないこと。収入がないときには費用も出さず、ゼロより下にはしないという心構えです。経費を抑えるためにオフィスは自宅が原則です。 

第二のポイントは、自分のできること以上の仕事はやらない。最初に「月三十万円を稼ぐこと」とか「十件のお得意さんと契約すること」とか、あるいは「一日百個しか売らない」という身の丈を超えない目標を定めることです。

「ひとりビジネス」の大原則は「すべて自分ひとりでやる」こと。部下もいなければ、アルバイトの女性もいません。コピー取りや銀行振込み、帳簿付けのほかに安い飛行機のチケットを見つけること。何でも一人でやらねばなりません。 

「ひとりビジネス」に必要な「三種の神器」は、携帯電話と電子メールアドレス、インターネットのホームページ。ホームページは必需品とはいいませんが、ビジネスを広げる有効なツールです。

「ひとりビジネス」の面白いことは、会社を定年退職した後、「自分が楽しめる仕事をしながら、収入を得る」生き方を実現する方法の一つだということです。自分だけが行う身の丈のビジネスなのです。 

年金だけでは悠々自適は出来ません。定年後は「ひとりビジネス」を実行しようと私は計画しております。皆さんも「ひとりビジネス」を始めて、収入の道を開いてみませんか。

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