退職後の生き方
                                2004.10.11


10月10日は義母の49日の法事が鹿児島で行われた。この時の読経の中に「人生は、はかないものである。風の中に灯るろうそくの火のようなものである。」という文句があった。即ち、ろうそくの火はいつ消えるかわからない。今かもしれないし、明日かもしれない。

私は人生百年を実践することを目標としている。しかし、そう望んでいても、いつ自分の人生が終わるかわからない。誰にもわからない。いつ、人生が終わっても、悔いのない生き方をしておきたいものである。

私は自然体がいいと自然体で生活していると、いつのまにか安易な方へ、安易な方へと引っ張られてしまい、怠惰な生活となってしまう。いろいろな誘惑が多く(テレビを見る誘惑、ごろごろとのんびりする誘惑、等々)それに負けてしまうのである。自分の性格を考えると、自然体よりも自分に厳しく構えた生き方を心掛けるのが良いと考えている。

そこで、私は「生涯学習、生涯現役の人生を過ごす」ことを目標として、「常に自分を磨き、人のお役に立ちたい」と構えた生き方をしている。

しかし、何も大それたことをしているわけではない。頭に知的刺激を与えるためにパソコンのことを学習したり、ラジオ英会話講座を学習したりしている。また、生きがいづくりの勉強会に参加したりしている(自分を磨く)。そして、パソコンを学びたいというシニアの初心者に対してパソコンの講師をしている(人の役に立つ)。そうすることにより人から感謝されたり、また自分では教える喜びを感じたりしているのである。何歳まで続けられるのかわからないが、このような構えた生き方をこつこつと長く続けたいと思っている。

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