パソボラ取手
                               2006.06.12

「パソボラ」とは、初心者にパソコンの操作方法を指導するパソコンボランティアのことである。「パソボラ取手」は、取手市在住のパソコン好きのシニアが集まっているパソコンボランティアの団体であり、私もそのメンバーである。

会員は、男性6:女性4であり、男性は定年退職した人が大多数を占めている。一方、女性は子育てを終えて時間的にゆとりが出来た人たちで、男性よりも若く元気である。皆さん、パソコンが好きで、自分の知識を使って社会に貢献したい、もっとパソコン知識を向上させたいと熱心に活動している。

「パソボラ取手」の活動は、パソコントラブル相談室の開催、各公民館にパソコンサークルをつくってパソコン操作の指導、市の教育委員会が行っている子どもふれあいスクールでパソコン教室の開催、知的障害者へのパソコン教育の支援、市主催のパソコン講座への講師派遣、自分たち仲間のレベルアップ勉強会等々多岐にわたっている。

この中で一番大きな活動はパソコンサークル活動で、取手地区の6公民館に11のパソコンサークルをつくっている。各サークルにそれぞれ18人の会員がおり、曜日が異なるが各サークルとも月2回開催している。各サークルにはパソボラ取手のメンバーである専属の講師が5人配置されている。サークルの会員も講師もほぼ同年代であり、シニアの講師は初心者の立場に立ってあせらずゆっくりと教えていくので好評である。また、パソボラ取手のメンバーにとっては、メンバー同士の交流だけでなく、受講生とも知り合うことが出来、地域のネットワークが広がることになるので、楽しみも倍加する。

私もパソコンサークル活動に力を入れている。教えるだけでなく、サークルで使用する教材つくりが面白い。次は、どんな内容を教えようかと考えながらネタを探すわけだが、これが結構頭の体操になる。あちらこちらのサイトを調べたり、図書館に行ってパソコンの本を見たりと自分の勉強にもなる。これはボケ防止になること間違いなしである。サークルの会員が嫌がらなければ、70歳になるまで講師役を続けたいと思っている。

皆さんの中にもパソコン好きの人がいたら、地元のパソコンボランティアのグループを探して、その団体に加入してパソコン講師をするなど、パソコン知識を活かして、地域に貢献することをお勧めしたい。

いきいき長生き人生トップページへ戻る