ジューンブライド
                                2004.06.07


あっというまに6月になりました。会社人生を終えて2ヶ月が過ぎました。身の回りの整理が済まないままに、新しいことに手を出しているので、机の周りは古い書類と新しい書類が混在しております。古い書類は中身を確認して不要のものを捨てるつもりでおったのですが、捨てる前に新しい書類の山が出来つつあります。困ったものです。

さて、6月といえばジューンブライドです。 6月に結婚した花嫁は幸せになるというヨーロッパからの伝承です。この由来についていろいろな説があるようですが、その一つにギリシャ神話説があります。
6月は英語でJUNEと言い、ギリシャ神話の主神であるゼウスのお妃ヘラ(ローマ名はユノ、JUNO)という女神の名前に由来しています。ヘラは女神の最高位にあり、結婚・出産を司り、家庭・女性の守護神で す。ヘラが守り神である6月に結婚すると、花嫁はヘラの加護を受けて、生涯幸せな結婚生活ができるという説です。

今年1月に発表になった厚生労働省の人口動態統計によると、2002年に結婚したカップル数は、75万5千組で、2001年よりも4万5千組も減っている。また、2002年の離婚件数は約29万2千組に達し、過去最多となっている。結婚をしたがらない若者と、嫌になったら簡単に別れてしまう夫婦が増えているのだろうか。

結婚をして幸せな家庭を築き、そして夫婦仲良く生涯を共にするということよりも、自分中心に生活することを優先する、即ち家庭よりも自分を優先する社会になっている気がする。これについてはいろいろな意見があると思うが、家庭を大事にする気持ち、家庭を築くための辛抱ということをもっと考えてみる必要があると思っている。少なくとも家庭と自分をイコールに(同等の価値として)考えてみるべきではないだろうか。

現在の日本の社会は、過度な個人主義と過度な甘え(ゆとりある○○)の社会であることから、いろいろな問題が起きているように思われる。

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