人生は、後半戦が面白い!
                              2003.10.27


「人生は、後半戦が面白い!」これは、健康・生きがい開発財団が10月9日に主催した生きがい発見シンポジウムのタイトルである。

このシンポジウムの主旨は次の通りでした。
少子高齢化社会になり、2025年には3人に1人が高齢者となり、年金問題、介護問題、医療問題の3つがこれから大きな問題となってくる。これからの時代は、高齢者といえども自立した生き方が求められる。リタイヤ後は、余生ではないライフスタイルが求められている。

健康生きがいづくりアドバイザーから定年後の楽しさ(ライフスタイル)について3つの事例 が紹介されましたが、その中の1つを紹介します。

「仲間づくりは、元気に楽しく」・・・・伊藤美和アドバイザー

地域社会に全く縁のなかった伊藤さんが、アドバイザーの資格を得た後神奈川県港南地区のサラリーマンやOBと仲間づくりをした活動について紹介されました。この活動今年で10年を迎えるということです。

この活動が10年間も続けられた要因として次の7つを挙げていました。
 1.過去の肩書きや性別にこだわらなかった。
 2.会則や規則でがんじがらめにせず自由な運営をした。
 3.会の運営に関する基本的なことはメンバー全員で決めた。
 4.プライバシーに触れるような話はしなかった。
 5.テーマは身近なものとしてメンバーが講師として参加した。
 6.会計は定期的に行い、金銭の出納はガラス張りにした。
 7.幹事は世話役に徹した。

今後の課題は、
1.活動が永久に続くように若い人の参加と幹事の若返りが必要である。
2.仲良しクラブに終わらずに、地域社会に貢献出来るようにすることである。

サラリーマンを卒業したOBが一人では出来なくても、仲間がいればいろいろな活動が出来ます。皆さんも、仲間づくりをして人生の後半戦を元気に楽しみましょう。

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