インターネットの利用
                               2003.12.14


12月10日に世界経済フォーラムが「世界情報技術(IT)報告書」を発表しました。これによるとインターネットなど情報技術(IT)への対応力や普及度を指数化したランキングでは日本は12位でした。昨年は20位でしたから大きく前進したことになります。

日本は通信料金が高く、ブロードバンドの普及が遅れていたわけですが、競争の激化でADSLの料金が安くなり急速に普及が進みました。今は料金の安さと通信速度の速さで世界一だということです。

わずか5年ぐらい前は、インターネットにアクセスするのに電話のダイアルアップを利用し、スピードの遅さにいらいらしながらじっと我慢して、その間外からの電話は話中でつながらずに困ったものでした。電話料金も馬鹿にならなかったのが、今は月額3千円程度 支払えば、ADSLの通話時間を気にせずに一日中繋ぎっぱなしで使えるようになりました。ADSL3Mタイプでダイアルアップの50倍くらいのスピードが出ます ので、とても早く感じます。お陰で写真の画像を送るのも簡単に出来るようになりました。

インターネットの利用者数は6,942万人で全人口の54.5%が使っていることになります。これは世界で第10位の記録です。しかし、60〜64歳の人は33%で65歳以上の人は10%と他世代と比較すると、格段に低く年齢によるデジタルデバイドが存在します。

インターネットは在宅で、ショッピングをしたり、世界中の人と通信をしたり、将棋や碁などを楽しんだり、eラーニングという学習をすることも出来るし、中高年者にとって便利な道具です。これからは中高年者がもっと気軽に使うようにインターネットの利用を勧めることが大事だと考えます。

まだまだ、中高年者に対するIT講習は必要です。多くの人がこの便利さの恩恵を受けられるように中高年者にパソコン学習の支援を行っていこうと考えております。

いきいき長生き人生トップページへ戻る