ドライブ旅行を楽しむ
                                2007.04.30

 私は現在母と一緒に茨城県取手市に住んでいます。ここに住むようになるまでに仕事の関係で住む所が何度も変わりました。結婚した時は千葉県市原市で生活をしておりました。最初は小さな家を借りてましたが、2年ぐらいして市原市の田舎に新居を構えました。数年間この家で生活をしておりましたが、その後東京、岡山と転勤になったので、千葉県八千代市、岡山県玉野市と生活の場が変わりました。

 市原市の家は、売る機会を失して、ただ同然の値で人に貸しておりました。30数年の間貸しておりましたが、最近は家の傷みがひどくなって、最後に借りていた人が3月末で出ていった。

 土地が60坪あるので、売りに出そうかと20数年ぶりに古い家に行って見てびっくり。庭は荒れ放題で、昔植えた木が大木となっており、枝が生い茂り、隣近所に迷惑となっていた。しかも、庭には竹が生い茂り、竹薮となっていた。売りに出すには更地にしなくてはならないし、すぐに買い手が出てくるわけではないので、このままの状態にしておくことも出来ず途方にくれてしまった。業者に頼むとかなりの出費となりそうで、年金生活の今では、この出費はつらい。

 女房と相談して、二人でどこまで片づけが出来るかわからないが、やれるだけやってみようということになった。平日は母一人を家において留守にすることが出来ないので、土曜日か日曜日の娘が家にいる時に出かけることにした。第一日目は、竹を鋸で片っ端から切り出して、野積みにした。隣近所に迷惑となっている大木の枝を切り落とした。第二日目は、第一日目の延長で、大木の枝を切り落として、木を出来るだけ丸坊主にした。竹や木の枝を燃やせるように短くして、少しずつ燃やし始めた。自分たちでなんとか出来るだろうと自信がついた。年金生活でお金はないが、時間があるので夫婦二人で数日間かけて続きをやることにした。

 取手市から市原市までは昔2時間以上かかっていたが、今は国道6号線から、国道16号線を通って、京葉道路から館山道と高速道路を使うと、1時間半ぐらいで着いてしまう。交通の便が良くなっており、距離の近さに驚いてしまう。

 ゴールデンウィークの始まった4月29日・30日は、古い家の庭の片づけの続きをすることになった。夫婦二人で、往復3時間のドライブを楽しみ、庭の片付けに汗を流して片づけをした庭を眺め、昔の思い出を語りながら、手作りのお弁当を食べるのも楽しいものである。

 竹薮だったところは、枯葉の山、穴を掘ればガラクタが出てきたり、竹の根が縦横にはびこっており、穴掘りも大変であった。まだまだ、片付けに時間がかかる。日に焼けて、身体中が筋肉痛となってしまったので、一休みをして、5月5日・6日も出かけようかと考えているところである。

 夫婦二人のドライブと汗を流しての共同作業で、夫婦円満となっている。夫婦二人で観光地を訪れるだけでなく、こんなドライブの楽しみ方もある。

いきいき長生き人生トップページへ戻る