会社時代の仲間と会って感じたこと
                               2006.05.22

定年退職をした後、会社で一緒に働いた仲間とのお付き合いはほとんどない。会社時代はほとんどが仕事上の付き合いで、個人的な付き合いをしていた人はごく少数であった。親しくしていた人たちとも、遠く離れていると会う機会もなく、年賀のやり取りだけになってくる。

年に三度、昔の仲間から親睦会の案内が来る。私の会社生活は、大きく分けて、前半が千葉にいた時代、後半が岡山にいた時代となる。親睦会の案内は3つとも千葉にいた時代の仲間からである。今住んでいるところが茨城だから、千葉はそんなに遠くはない。懐かしく時間が許せば、出来るだけ参加しようと思っていたが、昨年・一昨年と参加できなかった。今年は日程の調整が出来、20日の親睦会に参加することが出来た。

退職をした人たちは、一様に穏やかな顔をしている。現役時代のとげとげした顔つきが消えているのは、当然と云えば、当然のことなのだろうが、ストレスがなくなったためだろう。ストレスから解放されるということは心身ともに健康な状態になるのかもしれない。しかし、会社を辞めずに現役としてまだ働いている人たちからは、生き生きとした元気さが感じられた。悠々自適と云っている人たちの中には、年よりも老けて見える人がいた。若さを保つには「悠々自適の生活」よりも「働き続ける生活」の方が良いのかもしれない、などと感じた。働き続けるということが、生きがいになっているのだろう。悠々自適の生活をするにしても、何か生きがいとなるものを持つことが大切である。

60歳代の人たちは、元気である。70歳ぐらいまでは皆さん健康でいるようだ。ところが、70歳を過ぎると体調を崩す人が多いように見受けられた。健康で長生きをするには、70歳代をどのようにして元気を維持するかが課題となりそうである。50歳代・60歳代の普段の生活の中で規則正しく健康を維持する生活を続けることが、「70歳代になっても健康を維持できる」キーになりそうだ。毎日身体を動かすこと・毎日続けるウォーキングが効果的であるらしい。

会社時代の先輩諸氏や同期の仲間に会って感じたことは、「生きがいを持つこと」「毎日続けるウォーキングや規則正しい生活など健康を維持する生活習慣」の大切さであった。

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