税の確定申告
                               2005.02.14

私は現在年金受給者である。昨年までは給与所得者で、会社がすべての手続きをしてくれたので確定申告の必要はなかった。しかし、定年退職をしたことにより、今年は自分で確定申告をしなければならなかった。初めての経験である。

書類の作成に当たってはすべて自分で税の計算をしなければならない。計算そのものは難しいものではないが、初めてだと不足書類がないかをチェックして、手引書を読みながらしなければならず、意外と時間がかかるものである。

申告に必要なものとして、生命保険料や損害保険料の控除証明書があるがこれらは会社での手続きでも必要であったので問題なくそろっている。うっかりしがちなのは、健康保険料の支払い証明書、妻の国民年金の支払い証明書、退職するまでの平成16年分の給与所得の源泉徴収票、退職金の源泉徴収票、年金の源泉徴収票である。受け取った時には税の確定申告のことを考えないままどこかにしまいこんでしまっているので、どこにしまったかと探すことになるのである。

退職金を受領したときに所得税が引かれているので、確定申告の必要はないと思っていたのだが、必要だということだった。退職金の確定申告をすると税金が戻ってくることが多いのだそうだ。私の場合、平成16年の所得が少なかったためか予想外の金額が戻ってくることになった。

失業給付金を所得として申告しようとしたら、失業給付金は非課税なので所得としての申告は必要ないとのことであった。課税対象と思っていたので、非課税とは得をしたような気がした。

退職金を受領した時に支払った所得税の戻り金が大きいので、退職をした後に所得の少ない方は、退職金の申告を忘れないようにしましょう。税金が戻ってくるととても得をしたような気分になれますよ。

所得税の確定申告書は、国税庁のホームページにアクセスして入力画面の指示に従って金額を入力すれば、作成できるようになっている。今年は利用しなかったが、確定申告の要領がわかったので来年からはパソコンを使って確定申告をするつもりである。

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