老後の夫婦関係
                                2004.06.28


私の健康法はウォーキングと水泳です。家庭菜園も健康法のひとつかもしれません。

水泳は週に2回程度水泳クラブに出かけます。朝の練習に参加しているのですが、参加者は20人弱でほとんどが女性の方です。男性は私を含めて2〜3人で、女性のパワーに圧倒され ています。とにかくシニアの女性は元気である。皆さん実年齢よりも若いのである。私より若い女性と思っていると5歳も年上であったりして驚かされる。

しかも、シニアの女性の方は近所づきあい、趣味を同じくする気のあった友人との付き合いと、交際の輪が広がっているのである。男性のつきあいが会社中心であり、定年退職と同時にほとんど縁が切れてしまうのとは対照的である。

夫婦の力関係には方程式があると、「あなたのひとこと」で紹介されていた。この方程式によると、夫の力=(100−夫の年代)だそうだ。夫が20代の時には夫婦の力関係が夫80:妻20であったものが、夫が定年となる60代には夫40:妻60と夫婦の力関係は逆転していることになる。

多くの男性はこのことに気づかずにおり、妻の謀反にあって始めて事の重大さに気がつくことになる。しかし、時既に遅く、なすすべもなく奈落の底に落ちていくことになるのである。

年をとるにつれて夫婦の力関係は妻の方が圧倒的強くなり、それに加えて、妻の方が付き合いが広く、また圧倒的に元気なのである。給料を持ってこなくなった夫は小さくなるだけである。このことを自覚して、早い時期から妻をいたわり、思いやりのある夫にならないと、老後は無残なものになってしまうだろう。

妻にはいつも感謝の気持ちを持って「ありがとう」、食事の時には「おいしいよ」、間違えたときには「ごめんなさい」の言葉を忘れずに、夫婦仲良く、いきいき長生き人生を楽しみましょう。

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