パソコン講師
                               2005.07.04

関東地区のシニアITアドバイザーの集まり「さいたネット」というグループがあります。私はそのグループのメンバーで、定期的に会合に参加しております。パソコン好きの仲間の集まりなので、有益な話を聞き刺激を受けております。

今年になって、ある団体から「さいたネット」にIT講習会の講師派遣の要請がありました。インストラクター技術を磨くのに良いチャンスと考え、週に一度(午前9時〜午後4時)講師を務めることにしました。今までにも講師を務めたことがあるのでその経験が生きて、講義は順調に進んでおります。

好きなことをすることは楽しいものです。長時間の授業にも拘わらずあまり疲れることはありません。授業の前準備にも時間を費やすことになりますが、自分の性格にもあうので、パソコン講師の活動は今後も続けたいと思っております。

パソコン講習会でも感じるのですが、参加者は女性が多くシニアの男性が少ない。女性に比べて男性の方がより大勢 パソコンを使いこなしているとは思えないのだが。男性の方が今更という気持ちを持っていて、教えてもらうのが気恥ずかしくて参加しないのだろうか。それとも家に引きこもってしまって外に出て新しい付き合いを始めるのを嫌がるのだろうか。

定年退職をした多くの男性が仲間を多く持っており、その仲間との交流に追われているのならば結構な話である。しかし、そうではなく、新たな仲間を求めたいのだが、どうすればいいのかわからない、とか、地域社会に入り込みたいのだが、そのきっかけがつかめない、と悩んでいるならば、是非とも外での講習会、研修会、勉強会などに積極的に参加して自分の好きなことを見つけ出したり、仲間との交流を始めるなどしたらいかがでしょうか。

家に引きこもるのではなく、外に目を向けて自分で出来ることに手を出してみましょう。過去の経歴にこだわらず、ゼロからやってみませんか。それが仲間作りや好きなことを見つける一歩となります。

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