定年直前
                                 2004.03.29

 
定年まで残り3日となりました。会社人生もこれで終わります。

残り日数が少なくなるにつれて気分がそわそわしてきました。気持ちが高揚するだけでなく、なんとなく落ち着かないのです。丁度学校を卒業して会社勤めが始まる前のような気持ちです。学生生活が終わり、会社勤めという今までとは違った生活が始まることから不安感と期待感とが入り混じった複雑な気分を味わった記憶が蘇ってきました。それと同じ気分だなぁとおもいました。定年後は自由になる時間がいっぱいあり、第二の人生に対して期待感を抱いておりますが、やはり不安感も残っているのですね。

学校を卒業する時は卒業式があり、会社勤めが始まるときは入社式があり、節目節目の行事により心も引き締まり、気分も一新するわけですが、定年退職は部内での歓送会という飲み会があるだけで、会社の行事があるわけではありません。勿論、第二の人生の始まりの行事があるわけでもありません。そうなると、気持ちの切り替えは、自分でするしかないですね。なにか、けじめとなるものは、ないだろうか。

退職手続きは、退職届の提出、退職金の確認と振込銀行の登録、退職後の連絡先の登録、年金手帳と保険証の受領、健康保険の継続手続き、・・・と事務手続きはいとも簡単に終わってしまいました。後は最後の日に机の中に残っているものを持ち帰ったら That's all ! です。

特に、これがけじめになるといったものがないので、31日に会社を出たら後ろを振り向いてBye-bye !とつぶやいて、会社人生を終わりとしましょう。

定年退職を迎えた皆さんは、どのようにして心のけじめをつけたのでしょうか。

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