定年後の夫婦旅行
                               2006.01.30

「第二の人生で何をしたいか」との質問に「旅行」をあげる人は多い。また、誰と旅行に行きたいかという問いに夫は妻と、妻は友人と答えるという。退職するまで満足な会話が無かった夫婦には、一方的な夫の誘いで夫婦旅行に出かけても妻は苦痛になるという。妻は夫よりも気心の知れた友人と一緒の方がずっと楽しいのである。

夫婦旅行を楽しみたい夫は、仕事でお客を接待したような気持ちで妻への気配りを忘れてはならない。定年が近づいてきたら(数日の話ではなく数年前から)妻への気配りを怠らず夫婦円満に勤めなくてはならない。テレビドラマ「熟年離婚」では、会社人間であった夫が定年後に妻と海外旅行を楽しもうと英語の学習塾に申し込みをして旅行の準備を進めていたが、定年を迎えた日に妻から離婚を宣言されるのである。

定年後は会社からの給料が無くなり、給料運び人の役割がなくなってしまうのである。即ち、夫の存在意義がなくなってしまうのである。このことを認識して積極的に妻へのサービスをしていないと、妻から見放されてしまうことになる。2007年には、離婚をすると年金が分割される制度がスタートするから、熟年離婚の危機は更に高まることになる。

さて、夫婦円満で夫婦旅行をすることに決まったら、ヤフートラベルや楽天トラベルなどのネット予約サイトを利用して、格安ツアーや内容の充実したツアーを探したい。旅行会社の窓口に出かけなくてもいろいろなメニューを探し出すことが可能である。インターネットを活用して旅先の情報なども集めて楽しみを倍化させる工夫もしてみたい。情報化社会の時代、シニアといえどもインターネットをフルに活用して旅行を楽しみたいものです。

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