アテネオリンピック
                                2004.08.30

感動をくれたアテネオリンピックもとうとう終わりです。しかしアテネオリンピックでの日本選手の快進撃には驚かされました。毎朝起きるたびにメダル数が増えていくという感じでした。また、夜中に目を覚ましてテレビにスイッチを入れたら最後眠気も吹っ飛んで見てしまう有様でした。おかげで何日間は寝不足の状態になりました。

勝利を勝ち得た選手やコーチたちのことばには人生の教えと言えるものがあります。
体操選手の若い時代の城間コーチの基本方針は「大切なのは基本をしっかり作ること。」だという。子供の教育に大事なことも小さい時に基本動作を身に付けさせることだと思う。「挨拶、感謝の気持ち、整理整頓、規則正しい生活」といった基本動作が無意識に出来るように小さいうちに躾けることが大切である。
女子800m自由形では柴田亜衣選手が日本中をあっと言わせたが、この選手のコーチの教え「あせらず あわてず あきらめず」もいい。柴田選手の金メダルは「努力すれば夢は実現する」という希望を与えてくれた。また、アーチェリーでは41歳の山本選手が「銅から20年かかって銀。あと20年かけて金だね。」と言った意気込みが素晴らしい。この大会での最高齢者はラトビアの射撃選手の57歳だと言う。20年後のオリンピック代表も夢でないかもしれない。シニアの我々も生きがいとなるものを持って「あせらず あわてず あきらめず」で前向きに進みたいものである。

若い世代が頑張って史上最多のメダルを獲得したことは日本はまだまだ捨てたものではない。今の若者は駄目だというが、素晴らしいリーダー(コーチ)と若者の努力・頑張りがあれば、これからの日本はまだまだ伸びると意を強くしました。
アテネオリンピックの感動をありがとう。

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