高齢者が働ける社会
                                2002.03.10


少子高齢化社会の到来により1995年から生産年齢人口(15歳から64歳までの人口)が減り始め、回復の見込みは立っておりません。労働力人口は1998年がピークで減少を始めております。その影響か景気は回復せず、悪くなるばかりです。

人口が減少化していく社会に対応するためにはしなくてはならないことがいくつかありますが、その中のひとつに高齢者が楽しみながら(生きがいを感じながら)働ける社会にして労働力人口を増やすことがあります。政治を待っていてもなかなかそのような社会に転換しそうにもありません。これからは高齢者自身が新しい仕事を開拓あるいは起業して作り出していくことが必要かもしれません。

若い人たちがフリーターとして働いているように、高齢者も自由に働く時間と職業を選べるような仕事を作り出せないかなぁと思います。定年退職をして、悠々自適な生活をするだけでなく、元気な間は時には仕事をしてみるということが出来ないだろうか。正社員の給料では採算に合わないがパート並みならなんとかやっていけるビジネスとか、在宅でやれるビジネスとか、体力・気力が衰えてくるから1日4時間で交代しながらするビジネスとか、があると思う。例えば、これからの高齢者はパソコンを自由に扱う人が増えてくるので、複雑な文書の入力も短時間ならばパソコンを使って若い人と同等にやることが出来るし、翻訳などもパソコンを使って機械翻訳をして培った語学力で修正すれば効率よく処理できる。このようにパソコンをうまく活用して若者に負けない仕事をこなす事が出来るのではないかと考えている。

これからは高齢者も若い人に負担をかけず、自立出来るようになりたいものである。高齢者が健康で生活出来る社会にすること、高齢者にも働けるビジネスを作り出すことを考えていきたい。

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