ハリー・ポッターの世界
                                 2001.09.24

魔法使いのハリー・ポッターの話がベストセラーだというので第一巻「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んでみた。子供向けの本だろうと思っていたのだがなかなか面白い。なんというか、子供時代に戻って夢を追いかけているような気持ちになる。今の時代は、何かに追いかけられているようで、自分で夢を追いかける事がなくなってしまったようだ。それがこの本を読んでいると昔の懐かしい時代に引き戻されるような感じがする。

現在は周りに情報が氾濫しており、有益なもの有害なものが混沌としている。有益か、有害かの区別がつかず多くの人が(大人も若者も)お金、セックス、暴力等の悪の誘惑に引き込まれていき、それを悪いこととは思わず、あたりまえの生活と感じているようである。社会全体が汗を流すこと、努力することを嫌い、楽をして楽しんで自分のことしか考えない方向に向かっているような気がする。

そんな中でハリー・ポッターのような本がベストセラーだと聞くとなんとなくホッとする。子供たちがゲームにはまるのでなく、この本にはまって、夢を追いかけ何かを考えるようになったらいいなぁと思う。

そして、中高年の人もこの本を読みながら子供の時代を思い出して夢を追いかけたらいかがでしょうか。精神年齢がぐっと若返ることでしょう。

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