私とパソコン
                                2004.12.20


私の定年後の生活はパソコンにどっぷり使っている。メールやインターネットの活用は勿論であるが、その他に周辺機器をいろいろと取り付けたり、新しいソフトを導入して楽しんでいる。新しい機器を取り付ければ取り付け方法を学ばなければならないし、新しいソフトを導入すればその使い方を学ばなければならない。これが苦しみであり、また楽しみである。試行錯誤して無事動くとひとりで感動している。若い時と比べると根気がなくなったが、こんなことをしていればボケる心配はないだろうと思っている。

電話はIP電話を活用している。これを導入した時は驚きであった。通常の電話との併用であるが、IP電話の長距離電話の料金が格安なので長距離電話はIP電話を利用する。その結果、1万円以上かかっていた電話料金が3分の1以下に激減してしまった。音声等通話の問題は何もなく、IP電話と普通の電話との差を感じることはない。

テレビもパソコンで見れるようにTVチューナーを取り付けた。パソコンで見なくても安いテレビを買ってそれを見ても良いのだが、パソコンで見れるようにする過程が楽しいのである。パソコンで見れるようになるとこれをどう活用しようかと思案することになる。パソコンを使って録画することも、パソコンを使って編集し直すことも可能である。「いきいき長生き人生」の情報を集めてデータバンクを作ろうと考えている。こうなるとハードディスクの容量を大きくしなければならないし、編集したりする時間も確保しなければならないと、また悩みが増えてくる。しかし、これが楽しい。

私は常総映像というビデオサークルに入ってビデオの撮影を学んでいる。30年前に8ミリやビデオを撮影したことがあるので、これを定年後の趣味にしようと勉強しているのである。ところがここでパソコンを活用する楽しみを知った。パソコンを使ってビデオの編集が出来るのである。編集ソフトを買ってきてその使い方を勉強している。これが難しい。試行錯誤で格闘している。やっと画像の編集方法を理解したところである。下手な撮影でも編集すると見栄えの良いものに変身する。ここでまた感動を得る。まだまだ音の編集、DVDの作成方法も勉強しなければならない。時間が足らないのである。

パソコンは技術の進歩が激しい。若い人に負けることなく新しいことを活用しようとすると、新しいことを勉強しなければならない。どこまでついていけるかわからないが、少しずつ手を出すつもりである。好奇心を持ってチャレンジすれば、まだまだ30年間飽きることなく楽しみ続けることが出来る。定年退職後の生活を大いに楽しんでいるところである。

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