時間の有効活用
                              2003.11.16


第二の人生において自由になる自己資源として「時間」があります。第一の人生においては、会社生活のため最低限平日の8時間は束縛しておりました。ところが第二の人生においてこの時間が完全に自分の自由になります。

これがどれだけの時間になるかを単純に計算すると
第一の人生で束縛されていた時間は会社生活35年(年間250日労働)とすると
   8時間 x 250日 x 35年 = 70,000時間
一方、第二の人生で毎日10時間を80歳まで有効に活用すると
   10時間 X 365日 x 20年 = 73,000時間
と、会社生活で束縛された時間よりも多くの時間を生み出すことが出来ます。

第二の人生において自分の好きなことにこれらの時間を注ぎ込めば「もの」にすることが出来るでしょう。仮に、ゼロからのスタートであっても2万時間投入すればプロとして通用するようになるとも言いますが、プロにならなくても1万時間(3年間)投入すれば専門家として通用する領域まで到達するのではないでしょうか。好きなことをしてお金を生み出すことが出来るようになるかもしれません。

これからは、年金が減り年金で悠々と20年以上生活しようということは困難になることが予測されます。また、20年間も悠々として生活を送ることに苦痛を感じるようになるかもしれません。第二の人生を自立し、やりがいを持つために、自分の好きなことをしてお金を稼げるようになりたいものである。

第二の人生では、「時間」という自己資源を有効に活用して、自分の好きなことを「もの」にすることに挑戦してみませんか。定年前にそれが出来ている人は立派であるが、定年後でも3年間こつこつと集中的に続ければ道が開けるのです。第二の人生を趣味に生きることもひとつの人生であるが、自分のやりたかったことに挑戦してみるのもひとつの選択肢である。

そのためにも、自分のやりたいことは何かを早く確立することが大事だと考えます。

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