シニア男性の居場所
                                2004.10.04


私の健康維持法はウォーキングと水泳である。ウォーキングは毎朝(時々休むことがあるが)利根川の河川敷を約1時間歩いている。水泳は週2〜3回民間の水泳教室に参加している。クロール、背泳、平泳ぎが泳げるようになった。泳げるようになったといってもやっと50mだが。ほとんど泳げなかったのが泳げるようになったのだから、訓練と継続によってまだまだ泳げるようになると楽しみにしている。

ところが気になることがある。水泳には昼間出かけているのだが、シニアの男性はほとんどいない。シニアの女性ばかりである。女性の方は仲間を作り楽しんでいる。定年退職をした男性は大勢いる筈だが、何故か男性の人は水泳に来ない。水泳などは馬鹿らしくてゴルフを楽しんでいるのだろうか。それとも再就職をして第二の職場で働いているのだろうか。ほとんどの男性の方が60歳を過ぎても働き続けているとすると、私のように自分の時間を自分の好きなことに使っているのは贅沢かもしれない。

そんなことを思っている時に図書館へ出かけたところ、シニアの男性ばかりが目についた。勉強しているのかなと思って観察してみると、ほとんどの人は雑誌や新聞を読んで時間をつぶしているのである。居座っているシニアの女性はほとんどいない。

シニアの女性は、外で活動的に行動しているが、シニアの男性は家にいても粗大ごみ扱いでいるところがなくなり、図書館などで時間をつぶしているのだろうか。

いや、家庭菜園では多くのシニアの男性が野菜の栽培を楽しんでいた。シニアの男性にも居場所はあるのだ。

水泳で女性パワーに圧倒されていたので、男性諸氏はどうしているのかと気になったのだが、多くのシニアの男性も(私の居場所とは違うが)それぞれ自分の居場所を見つけて元気に活動しているのだと思う。

長生きの女性に負けず、男性も長生き人生を楽しみたいものである。

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