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介護を考える

 私の父は93歳と7ヶ月になります。足腰がめっきり弱くなりましたが、介護状態にならず自分の事は自分でするという生活をしていました。母も身体が弱ってきていますが、同居している私達子供夫婦に頼らず、出来るだけ自分たちで出来ることは自分たちでしたいと老夫婦がマイペースで生活をしています。

 ところが、1ヶ月くらい前に父が左股下が痛いということで病院に連れて行き、内科・整形外科の診察を受け・検査をしたが、これといった以上がなかった。そのうちに背中が痛い、胸が痛いと言うようになったので、さらに整形外科・外科の診察を受け・検査をしたが、これといった原因が見つからなかった。神経痛の一種でそのうちに痛みが取れるのかなと思っていたが、痛みが続いていた。

 10日の金曜日の夜、父が「胸が苦しい、息が止まりそうで、死にそうだ」と苦しみだした。慌てて車で救急病院に連れて行った。救急病院で、血液検査・心電図・レントゲンの検査を行ったところ、医師から心臓の動きが非常に弱っている(普通の人の4分の1ぐらいしか動いていない)。今、話が出来るのが不思議なくらいだ。更に腎臓が悪く、K(カリウム)値が7.0もあり、すぐに入院をして透析をしなくてはならない。この影響で心臓も弱っている。しかし、透析をすると心臓に負担がかかるので、心臓が更に悪化するかもしれない。死に至ることもありうる。心臓の周りに水がたまっており、これも心臓に悪影響を与えており、水抜きをする必要もある。・・・・等々の説明があり、いつ亡くなるか分からない状況にあるので、すぐに入院をするようにと、言われた。

 いつ亡くなってもおかしくない状況にあること、透析しても回復の保証はなく、むしろ悪化するかもしれないこと、父は入院をしたくないと主張することから最後を家で見取ることにしようと、家で看病することにして家に連れて帰った。

 家で看病しているが、ほとんど横になって寝ているようになった。足腰がみるみる弱くなり、歩けなくなってきた。しかし、意識がしっかりしているので、床でトイレをするのを嫌がり、気力でトイレまで歩いて行こうとする。介添えをしてトイレに連れて行くが、抱きかかえると嫌がり、なんとか自分で歩こうとする。歩くのを助けてトイレを済ませるのに、30分以上かかってしまう。それでも自分でやろうとする気力が続く間は、自分で動くように手助けをしてやろうと思っている。介護・看病の大変さを実感している。

 私の場合は、短い間の介護・看病に終わると思うが、長期にわたり介護をしている人の苦労は大変なものだと感じる。いままで介護保険など介護のことを他人事に考えていたが、自分のこととして学習してみようと思っている。

2006年11月13日