良い生活習慣
自由な生活をしていると、毎日の生活にリズムをつける、或いは習慣づけるといったことが意外と難しいことに気がつく。会社時代には、決まった時間の通勤という動作が一定のリズムを作り上げていた。
ところが、通勤という動作がなくなり、何時に起きても構わないとなると一日の始まりがだらだらして締まりがなくなってしまうものである。良い生活習慣だと思っていた早起き、朝の挨拶、通勤時の歩き(ウォーキング)・・・等々の習慣が崩れてしまうことになる。
毎日の生活リズムは、習慣の積み重ねで出来ている。良い習慣をどれだけ維持できるかが、定年後の生活の鍵になっているような気がする。生活習慣病と呼ばれる病気がある。高脂血症、糖尿病、高血圧、脳卒中、心臓病、がんなどの病気を指している。これらの病気は、毎日の悪い生活習慣の積み重ねが原因となって発症している。生活習慣を改善できれば、病気の発症を防ぐことが出来ると言われている。
生活習慣病の原因は、自分自身で作り出しているのである。食生活・運動・休養・睡眠・飲酒・喫煙などの生活習慣が悪化することにより病気は起こるのだから、食べ過ぎず、定期的に運動をして、必要な休養と睡眠をとり、酒を飲みすぎず、タバコを吸わず、規則正しい生活をおくるように日常生活を見直さなければならない。他人まかせでなく、自己責任でしなくてはならない。
いきいきと健康で長生き人生を楽しむためには、良い生活習慣を確立することが大事である。老化現象は避けられないが、良い生活習慣により病気になりにくい身体にすることは可能である。老人が負担する医療費も高くなった時代である。かからなくてもすむ病気にはならないようにしましょう。
良い生活習慣を身につける事は、「言うは易く、行うは難しい」ことになりますが、お金もかからず、自分の意志で出来ることです。是非実践しましょう。
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