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老化に挑む

9月19日のNHKスペシャルで「老化に挑む」という放送があり、興味深くみた。

日本人の寿命は毎年伸びており、昨年100歳以上の人は2万人を超えた。そして100歳を超えても衰えを知らない超高齢者がいる。
第1回は「老化により衰える脳をいきいきと保つにはどうすればよいか」というのがテーマで、超高齢者の脳のMRI画像を科学的に解き明かして、老化により衰えた脳も本人の心がけと工夫次第で再びよみがえるという、勇気付けられる番組であった。

脳には1千億個の神経細胞があり、老化により毎日10万個の神経細胞が死滅している。これにより脳は萎縮して脳の老化現象が起こる。ところが1989年に「神経細胞が高齢者の脳で新しく生まれる」ことが明らかになった。

脳は筋肉に近く、筋肉と同様使えば使うほど健康に保てる。
98歳の昇地三郎さんの事例が紹介された。70歳で韓国語を学び始め、現在は日常語を話せる。95歳で中国語を学び始め、中国で中国語のスピーチを行った。
昇地さんは記憶力の衰えとの格闘で、記憶力の衰えをどのようにして突破するかが楽しいという。このように日々の生活において脳のネットワークを活発に活動させることが、脳の老化を遅らせるのである。現在の昇地さんの脳は70歳代の人と同じである。

運動が衰えた脳を活性化させる。
102歳で走り続けている大宮良平さんの事例が紹介された。85歳で脳梗塞を患い走らなくなり無気力状態となり軽い痴呆の症状が出てきた。しかし、家族の支えで99歳で運動を再開すると脳が活性化し気力が出てきて、102歳の現在も走り続けている。脳の活性化にBDNFが関わっているという仮説がある。楽しんで運動を継続させることによりBDNFが増加し、いったん衰えた脳でも回復する可能性を秘めているという。

結論は、
脳をいつまでも活き活きと保つ秘訣は、日々の暮らしの中にあり、日々の生活態度が脳の発達に影響を与える。
● 常に前向きに挑戦し続けること。
● 自らの脳は自らの意思で育てられる。

私も自分の意思で脳を活性化させたいものである。現在続けているウォーキング、水泳、パソコンを習慣化することが大切であることを再認識した。

2004年9月27日