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母の介護

 先月27日の夜母が動けなくなってしまった(立ち上がれない、移動できない)。腰痛のため、外を歩き回ることが出来なくなっていたが、家の中では一人で歩き回っていたのに突然の出来事であった。

 夜何かの物音に目が覚め、母の部屋に行くと這いつくばったまま動けずに倒れこんでいた。何とか抱きかかえてトイレに連れて行ったのだが、身体中の力が抜けたようになってしまった。

 その日からしばらく、私の生活は一変してしまった。母が夜一人でトイレに行けないので、つきっきりでトイレに連れていくことにした。私は夜熟睡することが出来ないので、寝不足状態が続いた。昼間は妻が食事の世話をしてくれるので、少し落ち着くことが出来た。しかし、昼間も母をトイレに連れて行かねばならないので、家に二人居て母の面倒をみることにした。当分外へ出るのは無理だと、当面の外での活動はキャンセルした。

 老老介護という言葉を聞くが、老人を一人で世話をしている人たちは、どんな生活をしているのだろうかと気になった。一人での世話はとても身体が持たないだろう。老老介護の疲れで自殺や殺人に追い込まれてしまう悲劇を耳にすることがあるが、そこまで大変な出来事なのだと、少しわかったような気がした。在宅介護に対する国の支援はどうなっているのだろうかと、今まで意識していなかったことが気になりだした。

今までは母が動けたし、父の時は亡くなるまで寝たきりになることはなかったので、介護保険制度を利用することがなかった。介護保険制度とはどんなものか何も知らずにきたが、介護認定を受けると訪問介護等の居宅サービスを受けられるというので、とにかく要介護認定の申請を行った。認定までには1カ月ぐらいかかるそうだ。

母は腰痛等で身体中が痛いということで、身体に手を触れて抱き起こすことも難しい状態だったが、無理をしてでも身体を起こして食事をしてもらったり、手を支えてトイレまで歩いてもらったり、身体を使う努力をさせた。整形の先生には往診をお願いして、治療していただいた。

先生の治療が効いてきたのか、やっと一人で動けるようになってきたので、介護の手間がぐっと楽になってきた。

母が動けなくなってから中止していた外の活動も一部再開できることになり、私のストレスはかなり緩和した。しかし、妻と二人でのウォーキングや市原への小旅行はまだ再開出来ないでいる。

2010年3月16日