三人娘コンサート

　昨日取手市の市民会館で三人娘のコンサートがありました。

　三人娘とは伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりの３人のことで、４０年前に活躍した渡辺プロのアイドル歌手です。

　三人娘のファンというわけではないのですが、私と同年代の人たちで青春時代に活躍した歌手なので、懐かしいという気持ちで昔の歌を聴こうと女房と一緒に出掛けました。1,100人の席がある会場はいっぱいでした。観客はもちろん私と同じ年代の人たちで、いわゆるお爺さん・お婆さんたちですが、元気な人たちです。女の人が圧倒的に多かった。

　プログラムは、3人のヒット曲、伊東ゆかりの「小指の思い出」、中尾ミエの「可愛いベイビー」、園まりの「逢いたくて逢いたくて」をはじめとして、昔のアメリカンポップスなどを聞かせてくれました。「3人娘メモリアル・コンサート〜ニッポンを元気に〜」というタイトルの通り、元気いっぱいのステージだった。還暦を過ぎた年なのに、若々しく、生き生きと元気を振りまいていた。3人のトークが面白かった。姉御肌の中尾ミエがリード役をしていたが、3人とも掛け合いがうまく、息があっており、仲の良い3人組でした。声が出なくなるまで、歌い続けるという意気込みに感動しました。

　3人は新潟県中越地震があった時に、何かお役に立ちたいと思い、山古志で米作りの支援をしているという。３人で田植え・草刈り・稲刈りにも参加するとのこと。お米は「3人娘」というブランドで販売しているそうだが、雪の影響で配送がこの日に間に合わなかったとか。

　三人娘、いや三人ばばぁから元気をもらいました。

　元気な老人はリタイアして引きこもってしまうのでなく、地域で何か続けられる活動を見つけ出して、元気を振りまいたらいいですね。三人娘に負けずに身体がいうことを聞かなくなるまで、活動を続けたいものです。