ボランティア活動
ボランティアと云うと「奉仕活動」を連想する人が多いようである。奉仕活動は強制されたり、義務的なものをイメージさせられるので、参加することにためらいを感じる人も多いようである。ボランティアは義務でも強制でもなく、自分の意志で行動を起こす自発的行動であり、あくまでも個人の自由意志により行うものである。
定年退職をしたシニアの多くは元気で時間に余裕があり、地域社会に貢献するボランティア活動は、「定年後の生きがいづくり」の一つとして考えられる。ボランティア活動を一人で取り組むことは難しいので、既に活動をしている その地域のボランティア団体に加入して活動することをお勧めする。
ボランティア活動は楽しくないと長続きがしない。ボランティアというと福祉と考えがちだが、福祉だけでなく、環境・自然保護、美化運動や地域活動、国際交流などさまざまな分野の活動があるので、自分が興味を持って、楽しくやれるボランティアを見つけ出したら良い。私が住んでいる取手市にも150団体が活躍している。私はパソコンが好きなのでパソコンのボランティア団体に参加している。更に、取手市外のパソコン団体にも参加しているので、パソコンを通した活動を月に8日間ぐらいしていることになるが、これが私の楽しみとなっている。そしてこの活動で「教える喜び」と「感謝される喜び」を味わっている。
パソコンの団体は男性・女性の割合が五分五分であるが、多くのボランティア団体で活動をしているのは、女性が多く、男性は少ない。特に、福祉関係のボランティアをしているのは圧倒的に女性である。これからは、多くの男性が経験と知識を生かして地域の活動にも参加して活躍することを期待したい。
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